2025年6月1日(日)
ラヴィアンローズ番組内で、相続についてのお話を交えたお知らせをしています。
内容を一部ご紹介♪
ゴールデンウイークは皆さんキャンプに行かれた方も多いと思いますが、
コロナ禍の時なんかは自分で山を手に入れて、ソロキャンプするなんて人も居たかと思うんですが、
山を手に入れる時に、どうやって手に入れるなど、気を付けることはありますか?
例えば滝があったら高い、河があったら高いなどありますが、
個人的な意見としては、山を手に入れることはおススメはしないです。
それでも買いたいという方は、注意点は主に3つあるかなと思います。
1つめは現状の把握とちゃんとしましょう、ということです。
「境界線がどこか」など現地の現状のことです。
山だと分かりにくいですよね。
使いたい所、使ってよい所や、
誰が持っているかなど権利上のことの現状把握をしっかりしていく、ということが1つ目のポイントかなと思います。
2つ目のポイントは、そこの山にかかっている法律的な部分のことです。
木があって山を買いました、と。
木が要らない部分を切ってしまおうと思っても、「保安林」など災害上の問題で切ってはいけない所があるんですね。
そういった法律上の問題が関わっていないか、をチェックすることが2つ目のポイントかなと思います。
最大のポイント3つ目は、「相続の問題」があるからです。
自分がキャンプが好きで山を買ったとしても、引き継ぐ子供さんが山が好きかどうか、という問題がありますし、
誰がもらうのか、また管理費用がかかることもあります。
また、山があることが分かりにくいという問題もあります。
山を持っていて「固定資産税」がかかれば、どこの何番地は誰の名義か、というのが分かりますが、
山の場合、固定資産税の金額が大きくないことがあり、「固定資産税」がかからず通知が来ないことが結構な割合であります。
そうしますと、毎年、固定資産税の通知が来ないと「山を持っていないのではないか」と、次の世代が分からないことがあります。
そういった場合、「どこの県の、何市に山があるか」という情報までないと、調べることが出来ない、ということになります。
時々、「寄付という形でも良いので山を手放したい」というご相談を頂く事がありますが、
なかなか手放すことが出来たためしがありません。
ケースとしては数件ありますが、なかなか難しいことが多いです。
なので購入する前に、「入口」だけではなく「出口(相続)」のことも考えてご検討頂ければと思います。
6月8日(日)朝8:00~8:25
相続・贈与のご相談もぜひローズパートナーまで 贈与も含めた、確申のチェックは 【不動産のプロフェッショナル】松浦平憲と、 【相続税のプロフェッショナル】久野綾子税理士が行っております。 お気軽にご相談ください。