【ラジオ】生命保険契約照会制度

2023年10月1日(日) テーマ:「生命保険契約照会制度」

HAPPY STYLE番組内で、相続についてのお話を交えたお知らせをしています。
1日の放送では、【生命保険契約照会制度】というテーマでお話させていただきました。

内容を一部ご紹介♪

みなさま、今入っている生命保険の状況をきちんといえますでしょうか?
あるいは、今入っている生命保険の状況をご家族がきちんと把握されていますでしょうか?
もちろん、保険証書をわかりやすくまとめておく、ファイリングしておく、など、お元気なときにご家族で情報共有しておくことが大切ですが、今日はお亡くなりになられた方がはいっていた保険がわからない、というときに使える制度「生命保険契約照会制度」についてご案内させていただければと思います。

この制度は、令和3年7月1日から運用されています。
流れとしては、まず、生命保険協会に照会をかけます。
依頼を受けた生命保険協会は、各保険会社に「この方が入っていた保険がありますか?」と調査を依頼します。
そして、調査依頼を受けた各保険会社は、契約がないか調査を行い、調査結果を生命保険協会に報告。
生命保険協会は各保険会社からの調査結果をすべてまとめて、照会を依頼した人に回答をしてくれます。

今回はお亡くなりなられたケースでお伝えしていますが、保険に入っている方が認知症になってしまった場合などにも利用ができます。

申請費用は?
原則、照会1件あたり税込み3000円です。
ご注意いただきたいのは、これは内容について詳しく問い合わせができるものではなく、あくまでも保険契約の有無の確認になりますので、内容の照会や受取の手続きまではできません。
また、照会した日現在有効に継続している個人保険契約で、すでに支払が開始している年金保険契約などは対象外となりますのでご注意ください。
生命保険協会からもアナウンスされていますが、保険の有無をこの照会制度で必ず確認してください、というわけではなく、まずは生命保険証券を確認したり、保険会社から定期的に送付されている郵便物がないかどうか、通帳から保険料が落ちているかどうかなど各自確認していただくのがよいかと思います。


【次回の放送】
 10月15日(日)朝8:00~8:30のうちの相続コーナー担当です。

相続・贈与のご相談もぜひローズパートナーまで 贈与も含めた、確申のチェックは 【不動産のプロフェッショナル】松浦平憲と、 【相続税のプロフェッショナル】久野綾子税理士が行っております。 お気軽にご相談ください。

2023年10月2日